オンライン診療について

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当院の診療機関コードは7eefです。

当院でのオンライン診療について

新型コロナウィルスの世界的な流行により、2020年4月現在で不要不急の外出は控えるように”STAY HOME”が提唱されています。
診療所による診察は不要不急の外出にはあたらないとされておりますが、軽い風邪症状などで外出/受診するのが好ましくないと判断され、受診を控えていただいている方が多くいらっしゃったり、お電話での相談をお受けする機会が増えている状況です。
そこで、当院でも自宅にいらっしゃる状態でもある程度の診察が可能なオンライン診療を導入することといたしました。
皆様の治療の一つの選択肢となれば幸いです。



オンライン診療とは

診療の基本は間違い無く診療所に来ていただき、直接診せていただくことです。
① 視診(患者さんが診察室に入る時の雰囲気、歩き方、活気、のどや耳の赤みなど)
② 問診(経過などのお話を伺うこと)
③ 触診(皮膚や胸腹部などを触らせていただく)
④ 聴診(聴診器で心音や肺音を確認する)
をさせていただき、現在の診療所周辺の流行状況や必要に応じて各種検査、今までの診療歴などで総合的に判断して治療方針を決めていきます。

通常診療と比して、オンライン診療では
■利点■
①自宅にいる状態で診療が受けられる(待ち時間も自宅で過ごせる)
②処方せんは郵送でご自宅に送付されるので、病院に取りに来なくてもいい

■注意点■
①適応となる疾患が決められている(小児科領域で多いものでは、気管支喘息/便秘症/乾燥肌/アレルギー性鼻炎/てんかんなど)
 ※上記に入る疾患で、かつ症状が安定している方のみが適応となります
 ※オンライン診療で経過を見ている方も、3ヶ月に1回は直接来院していただく対面診察が必要です
②診察が問診と視診のみになるため、得られる情報が不十分になる→対面診察と比して診療能力がやや落ちる
③専用アプリをインストールする必要がある
  当院が利用するシステム(curon)についてはこちらを御確認ください。
  操作説明についてはこちらを御確認ください。
⑤スマートフォン(タブレット不可)とクレジットカードが必要
⑥保険診療以外の負担金が発生する(専用アプリ使用量として330円/回)(切手代84円は病院が負担いたします)
⑦処方日数の制限がある(最大30日分)

という利点と注意点があります。



新型コロナウィルス感染症(COVID-19)流行によるオンライン診療の臨時拡大

2020年3月より国内でも流行が広がっており、大きな問題となっている新型コロナウィルス感染症に対し、人と人の接触をなるべく避けることが推奨されています。
そのため、本来は「慢性疾患の病状が安定している方」のみが対象となっていたオンライン診療が2020年4月から”一時的に”初診の方や緊急性が無いと判断できる急性疾患の方も対象となっています。
オンライン診療の対象が拡大するのは喜ばしいことですが、注意点もあります。

■拡大したオンライン診療の特徴/注意点■
①アプリを使用せず、電話での対応も可能(その場合ビデオによる視診も行えず問診だけになるので、より不十分な情報となります)
②本来のオンライン診療の対象疾患に加え、医師が電話やビデオ電話で得られる情報で対応可能と判断できた場合も対象となる
③急性疾患も対象となるため、不十分な診察だと不十分な判断になる可能性がある(その場合は対面診察への切り替えをお願いします)
④処方日数は急性期疾患/初診の場合は疾患に因らず最大で7日間
⑤症状が軽度のものに限りますので、抗生剤や解熱鎮痛剤の処方は基本的には処方しません。
⑥一時的な対応のため、いずれ同様の対応は不可となる(2021年4月時点ではまだ期限は決まっておりません)
⑦予約システム上、ご希望時間の1時間前が予約受付の最終となります(br>

上記の注意点につきご理解いただける方に対してオンライン診療を行わせていただければと思っております。